「いくら紫央さまをお守りするのが私の仕事だと言っても、それだけで命までかけられると
本気でお思いですか?」



 腕の中の愛しい貴女。
 わかっている。本来ならばこんなこと言える立場ではないことぐらい。
 わかっている。貴女はいつか、僕なんかの手の届かないところに行ってしまうことぐらい。


 
 わかっている。
 だからせめて、今この瞬間だけでも。


「…貴女が好きです。他の誰よりも」

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 執事萌え第三 弾。
 身分差最高!!


 

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