冬の花



狂い咲いた冬の花を見ながら
 こうして君の隣にいられるのも
 今年で最後かなとぼんやり思う


 はぐれるよって差し出してくれた右手も
 今はもう冷え切って
 待ってと言えない自分が哀しい
 
 




       





 

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