ありがとう
君のとなりはひどく居心地がよくて
わたしは、君のいない世界なんて想像できなくて
いつまでも、その手を離さずにいられると思い込んでいて
(君のきもちなど、考えもせずに。)
(身勝手に、君に甘え続けて)
わたしは君の重荷でしかなかったのに、
やさしい君は、ひとりで泣いていたのに
わたしのせいで、泣いていたのに。
わたしはそれに、気づこうともせずに。
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わたしから繋いだ手を離すことが
わたしなりのありがとうのことば。
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