アナタノセナカ



幼かったあの頃は、ただその美しさに惹かれた。
 少し大人になると、気高い君が穢れてゆくのが酷く哀しいと想うようになった。


 
 少しずつ年老いてゆくあなたに君を重ねて、
 あと何度同じ景色を見上げられるかと問われて、
 
 一瞬。永遠を願って、
 でも。だから僕はこんなにもあなたを想えるのだと悟って、

 

 少しでも。出来るだけ。
 あなたのために出来ることを探し始めた。



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 あとがき?
 ライブにいった直後だからでしょうか、本当に自分がソメイヨシノに言葉をのせていいものかと考えてしまいます。
 



 

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